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特集 胃疾患アトラス 改訂版
各論
Ⅲ. 陥凹を呈する病変
1. 上皮性・非腫瘍性陥凹病変
胃サルコイドーシス
Sarcoidosis
佐久間 文
1
,
郷田 憲一
1
,
入澤 篤志
1
Fumi SAKUMA
1
,
Kenichi GODA
1
,
Atsushi IRISAWA
1
1獨協医科大学医学部内科学(消化器)講座
キーワード:
胃サルコイドーシス
,
消化管肉芽腫
,
消化管サルコイドーシス
Keyword:
胃サルコイドーシス
,
消化管肉芽腫
,
消化管サルコイドーシス
pp.204-205
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000418
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疾患の概要
サルコイドーシスは原因不明の全身性肉芽腫性疾患であり,罹患臓器は肺,眼,皮膚などが多い。消化管サルコイドーシスは比較的稀であるが,発生臓器としては胃が最多である。胃サルコイドーシスには全身のサルコイドーシスの部分症として生じるものと,胃に限局して出現する胃限局性サルコイドーシスがある。胃サルコイドーシスの内視鏡所見は多彩な像を呈することが知られており,その組織所見では多核巨細胞を伴う非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を特徴とする。
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