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特集 胃疾患アトラス 改訂版
各論
Ⅰ. 隆起を呈する病変
3. 非上皮性隆起病変
A. 腫瘍性非上皮性病変
胃MALTリンパ腫（隆起例）
Mucosa-associated lymphoid tissue (MALT) lymphoma (protruding type)
石橋 英樹
1
,
二村 聡
2
,
平井 郁仁
1
Hideki ISHIBASHI
1
,
Satoshi NIMURA
2
,
Fumihito HIRAI
1
1福岡大学病院消化器内科
2福岡大学筑紫病院病理診断科
キーワード：
胃MALTリンパ腫
,
隆起型
Keyword:
胃MALTリンパ腫
,
隆起型
pp.124-125
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000384
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疾患の概要
胃MALTリンパ腫は，胃原発性悪性腫瘍の1～5％と比較的稀な腫瘍であるが，全節外性リンパ腫の20～40％，胃原発悪性リンパ腫の40～50％を占める低悪性度のB細胞リンパ腫である。その肉眼型は，中村ら1）の分類（表層型，腫瘤型，びまん浸潤型）・赤松ら2）の分類（早期胃癌類似型，胃炎類似型，隆起型）に示されるように多彩である。
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