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特集 好酸球性消化管疾患のすべて
[各論 好酸球性食道炎と好酸球性胃腸炎]
《Note》無症候性食道好酸球浸潤の位置づけ
Significance of asymptomatic eosinophilic infiltration of the esophagus
小澤 俊一郎
1
,
末木 良太
1
,
見本 雄一郎
1
,
若尾 聡士
1
,
佐藤 公
1
Shunichiro OZAWA
1
,
Ryota SUEKI
1
,
Yuichiro KEMMOTO
1
,
Satoshi WAKAO
1
,
Tadashi SATO
1
1JCHO山梨病院消化器内科
キーワード:
好酸球性食道炎
,
無症候性食道好酸球浸潤
Keyword:
好酸球性食道炎
,
無症候性食道好酸球浸潤
pp.1373-1375
発行日 2022年8月25日
Published Date 2022/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000290
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はじめに
好酸球性食道炎は内視鏡医における疾患の認識が広がり,健診内視鏡でも経験する機会が増加している1)。典型的な内視鏡像を有するもののなかには全く無症状の症例もあり,内視鏡像のみでは治療方針が判断できないことも多い。本稿では当院の健診内視鏡にて発見された有症状,無症状の食道好酸球浸潤を紹介し,その位置づけに関して述べる。
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