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特集 肝門部領域胆管ドレナージを極める
[各論]
良性肝門部胆管狭窄に対する経乳頭内視鏡的ステンティング
Transpapillary stenting for benign hilar biliary strictures
中井 陽介
1,2
,
佐藤 達也
2
,
白田 龍之介
2
,
高原 楠昊
2
,
藤城 光弘
2
Yousuke Nakai
1,2
,
Tatsuya Sato
2
,
Ryunosuke Hakuta
2
,
Naminatsu Takahara
2
,
Mitsuhiro Fujishiro
2
1東京大学医学部附属病院光学医療診療部
2東京大学医学部消化器内科
キーワード:
ステント
,
胆管狭窄
,
肝門部
Keyword:
ステント
,
胆管狭窄
,
肝門部
pp.1084-1089
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000231
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Ⅰ.良性肝門部胆管狭窄
良性胆管狭窄は,肝不全や細菌性胆管炎の原因となるため,ドレナージおよび狭窄の改善を目的とした経乳頭的内視鏡的治療が行われることが多い。良性肝門部胆管狭窄の原因には,胆囊摘出,肝切除あるいは肝移植に伴う術後胆管狭窄,原発性硬化性胆管炎(primary sclerosing cholangitis:PSC)やIgG4関連硬化性胆管炎(IgG4-related sclerosing cholangitis:IgG4-SC)などがあげられる。
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