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特集 大腸鋸歯状病変のすべて
[各論 診断]
《Note》SSLはendocytoscopyでどのようにみえるか
Endocytoscopic images of SSL
小川 悠史
1
,
工藤 進英
1
,
三澤 将史
1
,
神山 勇太
1
,
根本 哲生
2
Yushi OGAWA
1
,
Shin-ei KUDO
1
,
Masashi MISAWA
1
,
Yuta KOUYAMA
1
,
Tetsuo NEMOTO
2
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
2昭和大学横浜市北部病院臨床病理診断科
キーワード:
SSL
,
Endocyto
,
CF-H290ECI
Keyword:
SSL
,
Endocyto
,
CF-H290ECI
pp.914-916
発行日 2022年5月25日
Published Date 2022/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000198
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はじめに
大腸鋸歯状病変は,WHO分類1)でhyperplastic polyp(HP),traditional serrated adenoma(TSA),sessile serrated lesion(SSL),sessile serrated lesion with dysplasia(SSLD)に分類されている。HP以外の鋸歯状病変は大腸癌の前駆病変であり,「大腸内視鏡スクリーニングとサーベイランスガイドライン」2),『大腸ポリープ診療ガイドライン2020 改訂第2版』3)において,HPは治療の適応ではないが,10mm以上のSSL,SSLDおよびTSAは治療の適応とすることを提案すると記載されている。
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