Japanese
English
特集 感染症診療を変える新しい診断技術・検査法
3.臨床応用される注目の検査法 3)LAMP法
Loop-mediated isothermal amplification
御手洗聡
1
Mitarai Satoshi
1
1結核予防会結核研究所抗酸菌部 部長
キーワード:
LAMP
,
核酸増幅
,
結核菌
,
SNP
,
定量性
Keyword:
LAMP
,
核酸増幅
,
結核菌
,
SNP
,
定量性
pp.78-85
発行日 2017年9月25日
Published Date 2017/9/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201710078
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Loop-mediated isothermal amplification(LAMP)法は核酸増幅法のひとつであり,等温反応として短時間で効率的に標的となる遺伝子を増幅可能である。6領域のシークエンスをベースとして4本のプライマーを使用するため標的特異性も高く,Single nucleotide polymorphismの検出にも利用可能である。体外診断薬としてすでに,結核菌,百日咳菌,マイコプラズマなど多数の病原体の検出に応用されている。さらに多くの研究用試薬も発売されており,多様な応用が可能な核酸増幅法である。