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特集 感染症診療を変える新しい診断技術・検査法
序 -AMR時代に求められる検査法-
New microbiological testing required in the era of antimicrobial resistance(AMR)
舘田一博
1
Tateda Kazuhiro
1
1東邦大学医学部微生物・感染症学講座 教授
キーワード:
薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン
,
次世代迅速診断法
,
Point of Care Testing(POCT)
Keyword:
薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン
,
次世代迅速診断法
,
Point of Care Testing(POCT)
pp.38-40
発行日 2017年9月25日
Published Date 2017/9/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201710038
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薬剤耐性菌の蔓延が世界的な問題となっている中で,新しい検査法の開発が次々と進んでいる。新しい検査法に求められているのは臨床的・社会的・経済的インパクトである。検体を提出してから30分以内に結果が判明する,抗菌薬の投与前に病原体あるいは耐性を推定することができる検査法の開発が期待される。薬剤耐性(AMR)対策アクションプランが発表されてから1年,感染症診断の領域においても確実に変化が見られ出している。