発行日 2013年5月1日
Published Date 2013/5/1
DOI https://doi.org/10.20837/1201305059
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山口県薬剤師会では実務実習に対してこれまで,県内の薬局実習施設の整備,そして実施困難なSBOs(specific behavior objectives)への対応など,県内の受け入れ体制を整えることを主眼に置いて事業を進めてきた。今後,ふるさと実習推進の流れによって山口県内で実習を行う学生は増加傾向にあり,遠距離にある大学から安心して学生を送ってもらうためにも受け入れ体制の整備は引き続き重要である。薬剤師会としては県内の薬局施設の実習の「質」を均一化し,全体のレベルを上げていく取り組みもしていかなくてはならない。では,薬剤師会は個々の施設の実習の「質」をどのように把握し,改善していけば良いのか。山口県薬剤師会のこれまでの取り組みについて紹介する。