今、変わるのか?大腸微小病変の取り扱い
スクリーニング
大瀬良 省三
1
,
池松 弘朗
,
小田柿 智之
,
大野 康寛
,
金子 和弘
1国立がん研究センター東病院 消化管内視鏡科
キーワード:
大腸内視鏡法
,
大腸腫瘍
,
検査予測値
,
狭帯域光観察
Keyword:
Colonoscopy
,
Predictive Value of Tests
,
Colorectal Neoplasms
,
Narrow Band Imaging
pp.225-232
発行日 2014年5月20日
Published Date 2014/5/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014229007
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わが国では増加の一途をたどる大腸癌の二次予防として,スクリーニング大腸内視鏡検査による早期発見,早期治療の重要性が注目されている.近年,画像強調観察として広く用いられているNBIは,微小病変や平坦・陥凹病変の発見に大いに役立つのではないかと期待されている.またEVIS LUCERA ELITE systemが発売され,従来のものと比較して明るく鮮明で,広い範囲の観察が可能となった.このことにより,さらなる病変の発見率の上昇,見逃し率の低下,検査時間の短縮が期待されている.
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