ここまで来たIEE-NBI/BLIの意義と位置づけ
大腸病変に対するNBI分類とその診断における有用性 自施設分類から見た分類統一への考え方 東京慈恵会医科大学
斎藤 彰一
1
,
猪又 寛子
,
井出 大資
,
玉井 尚人
,
大谷 友彦
,
二上 敏樹
,
加藤 智弘
,
田尻 久雄
,
池上 雅博
1東京慈恵会医科大学 内視鏡科
キーワード:
大腸内視鏡法
,
腫瘍侵入性
,
大腸腫瘍
,
分類
,
共焦点顕微鏡検査法
,
検査予測値
,
微小血管系
,
腫瘍の早期診断
,
狭帯域光観察
Keyword:
Classification
,
Colonoscopy
,
Neoplasm Invasiveness
,
Predictive Value of Tests
,
Colorectal Neoplasms
,
Microscopy, Confocal
,
Early Detection of Cancer
,
Microvessels
,
Narrow Band Imaging
pp.247-254
発行日 2013年5月20日
Published Date 2013/5/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2013244861
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微小血管模様の特徴所見からわれわれは4パターンに分類し,深達度診断能に寄与するか検討を行った.腫瘍性病変では血管が拡張しており,異型度が上がるにつれ,その拡張程度は強くなった.また深達度診断において,SM浅層の病変では血管走行が残存するのに対して,深部浸潤をきたす病変では消失する病変が半数以上みられた.pit patternと比較して,血管模様も術前診断において,深読みする傾向はあるものの高い診断能が得られ,有用と考えられた.
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