炎症性腸疾患の画像診断modality
CT IBDにおけるCT enterographyとCT colonography
竹内 健
1
,
新井 典岳
,
宮村 美幸
,
笠井 ルミ子
,
山田 哲弘
,
岡住 慎一
,
寺田 一志
,
鈴木 康夫
1東邦大学医療センター佐倉病院 消化器内科
キーワード:
Crohn病
,
炎症性腸疾患
,
病的狭窄
,
二酸化炭素
,
放射線影響
,
検査予測値
,
CTコロノグラフィー
,
腸運動記録法
Keyword:
Constriction, Pathologic
,
Crohn Disease
,
Predictive Value of Tests
,
Radiation Effects
,
Inflammatory Bowel Diseases
,
Colonography, Computed Tomographic
,
Carbon Dioxide
pp.167-173
発行日 2014年3月20日
Published Date 2014/3/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014161266
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炎症性腸疾患(IBD)である潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)の患者数はともに増加し,生物学的製剤の導入など治療法も多様化し,その選択に適切な画像診断法が求められている.CT colonography(CTC)は腸管粘膜の炎症性変化の描出を可能にし,CT enterography(CTE)では腸管壁の詳細な状態に加え腸管外病変も同時に描出が可能である.X線被曝の問題も低線量CTにより解決できる可能性があり,空間的・時間的分解能に優れるCTは内視鏡検査を補完するIBDの検査方法となりうる.
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