特集 非腫瘍性消化管疾患の画像診断 −beyond barium study and endoscopy−
炎症性腸疾患のCT colonography(CTC)
竹内 健
1
,
石川 ルミ子
,
宮村 美幸
,
山田 哲弘
,
鈴木 康夫
1東邦大学医療センター佐倉病院 内科学講座消化器内科学分野
キーワード:
大腸内視鏡法
,
コンピュータ画像処理
,
造影剤
,
大腸炎-潰瘍性
,
インサフレーション
,
CTコロノグラフィー
,
MPR (Multiplanar Reconstruction)
,
腹部CT
,
放射線曝露
Keyword:
Radiation Exposure
,
Contrast Media
,
Colonoscopy
,
Colitis, Ulcerative
,
Image Processing, Computer-Assisted
,
Insufflation
,
Colonography, Computed Tomographic
pp.1019-1027
発行日 2016年8月25日
Published Date 2016/8/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2016375834
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わが国の炎症性腸疾患患者は年々増加しており,予後改善のため粘膜治癒が治療目標となり,その達成にモニタリングによる治療の最適化が推奨されている.潰瘍性大腸炎の画像診断としてCT colonographyは,前処置や放射線被ばくなどの課題は残るが,低線量CTの導入などで内視鏡の代替検査法として期待できる.
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