サルコペニアと骨代謝
サルコペニアと栄養
葛谷 雅文
1
1名古屋大学 大学院医学系研究科地域在宅医療学・老年科学
キーワード:
Leucine
,
Vitamin D
,
栄養生理学的現象
,
筋タンパク質
,
酵素活性化
,
筋肉減少症
,
TOR Serine-Threonine Kinases
,
Beta-Hydroxyisovaleric Acid
,
Lean Body Mass
Keyword:
Enzyme Activation
,
Leucine
,
Muscle Proteins
,
Nutritional Physiological Phenomena
,
Vitamin D
,
Sarcopenia
,
TOR Serine-Threonine Kinases
,
Beta-hydroxyisovaleric Acid
pp.135-141
発行日 2013年4月1日
Published Date 2013/4/1
DOI https://doi.org/10.19020/J02201.2013172555
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加齢とともに骨格筋量が減少するが,極度に低下する現象をサルコペニアと称し,高齢者のふらつき,転倒・骨折,虚弱状態との関連で,昨今重要視されてきている.その要因はさまざまな仮説が提唱されているが,栄養,とくにタンパク質摂取量の低下が大きな要因として注目され,最近では介入研究も報告されてきている.さらにはビタミンDなどとの関連も最近注目されてきており,今後十分な栄養と適度な運動を励行することにより,サルコペニア予防が期待されている.
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