サルコペニアと骨代謝
骨粗鬆症の疫学とサルコペニア
村木 重之
1
1東京大学大学院医学系研究科22世紀医療センター 臨床運動器医学講座
キーワード:
筋
,
骨粗鬆症
,
骨密度
,
性因子
,
生活の質
,
有病率
,
握力
,
年齢因子
,
筋力
,
骨折-圧迫
,
筋肉減少症
,
骨折-骨粗鬆症性
Keyword:
Age Factors
,
Osteoporosis
,
Muscles
,
Quality of Life
,
Sex Factors
,
Prevalence
,
Bone Density
,
Hand Strength
,
Fractures, Compression
,
Sarcopenia
,
Muscle Strength
,
Osteoporotic Fractures
pp.127-134
発行日 2013年4月1日
Published Date 2013/4/1
DOI https://doi.org/10.19020/J02201.2013172554
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高齢化社会を迎えた日本にとって,サルコペニアおよび骨粗鬆症は重大な問題であり,その予防対策は喫緊の課題である.そこで,われわれはこのような運動器疾患をターゲットにしたコホート研究The Research on Osteoarthritis/osteoporosis Against Disability(ROAD)studyを立ち上げ,地域代表性を有した一般住民を対象に疫学調査を行った.本稿では,The ROAD studyで得られた知見のうち,サルコペニアおよび骨粗鬆症に関するものを中心に,その実態やQOLへの影響について概説する.
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