サルコペニアと骨代謝
骨粗鬆症治療とサルコペニア
小川 純人
1
1東京大学 大学院医学系研究科加齢医学
キーワード:
Androgens
,
エストロゲン代償療法
,
Testosterone
,
Vitamin D
,
危険因子
,
骨粗鬆症
,
事故防止
,
転倒・転落
,
骨折-圧迫
,
筋肉減少症
,
骨折-骨粗鬆症性
Keyword:
Accident Prevention
,
Accidental Falls
,
Androgens
,
Osteoporosis
,
Risk Factors
,
Testosterone
,
Vitamin D
,
Estrogen Replacement Therapy
,
Fractures, Compression
,
Sarcopenia
,
Osteoporotic Fractures
pp.143-148
発行日 2013年4月1日
Published Date 2013/4/1
DOI https://doi.org/10.19020/J02201.2013172556
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骨粗鬆症の治療はおもに骨折をはじめとする合併症予防,骨格全体の健康やQOLの維持,向上を目的として行われ,骨粗鬆症治療薬による薬物治療に加えて日常生活指導を含む生活習慣の確立,転倒予防対策,骨強度低下や骨折につながる危険因子の除去,回避が重要である.また,高齢者における虚弱の要因であるサルコペニアについても,その予防・治療対策の確立が急がれる.本稿では骨粗鬆症治療とサルコペニアとの関連性に関して概説する.
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