"大腸腫瘍"内視鏡的治療の最前線
大腸ESDと外科手術のすみわけ
井上 隆
1
,
藤井 久男
,
小山 文一
,
内本 和晃
,
植田 剛
,
中島 祥介
1奈良県立医科大学 消化器・総合外科
キーワード:
カルチノイド腫瘍
,
腺腫
,
大腸腫瘍
,
直腸腫瘍
,
腹腔鏡法
,
治療成績
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
大腸切除
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Adenoma
,
Carcinoid Tumor
,
Laparoscopy
,
Rectal Neoplasms
,
Colorectal Neoplasms
,
Treatment Outcome
pp.221-226
発行日 2014年1月20日
Published Date 2014/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2014091111
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
当科では大腸腫瘍に対する内視鏡治療から外科手術までを一貫して施行し,大腸ESDも施行する消化器外科医の視点から,ESDと外科手術のすみわけを行っている.今後はESD後の追加外科手術例やESD中断例に対応する機会が増加していくであろう.ESDを行う施設では,内視鏡医と外科医の間で密な連携をとることが必要である.さらに,追加外科手術の必要性についての十分なインフォームドコンセントが重要である.
Copyright © 2014, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.