在宅透析2014-HHDとPD
PD 腹膜透析による在宅医療の推進 地方での在宅PD療法の課題
平松 信
1
,
大脇 裕香
,
三上 裕子
,
中尾 一志
,
丸山 啓輔
,
草野 功
1岡山済生会総合病院 腎臓病・糖尿病総合医療センター
キーワード:
加齢
,
高齢者看護
,
腹膜透析
,
チーム医療
,
訪問看護
,
岡山県
,
腎臓病看護
Keyword:
Aging
,
Geriatric Nursing
,
Peritoneal Dialysis
,
Patient Care Team
,
Home Health Nursing
,
Nephrology Nursing
pp.1831-1836
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015107188
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透析導入患者の高齢化が進み,もっとも割合が高い年齢層は男女ともに75~80歳となっている.高齢者の特徴とPD療法のメリット・デメリットを考慮すると,高齢者にはPDファーストが薦められるが,PD療法の普及率には地域差が大きい.すなわち,透析医療機関,腎臓・透析専門医,そして在宅医療に不可欠な訪問看護ステーションの数的地域差,かつPD対応可能施設の地域差が大きな要因である.PD療法は特別な医療ではなく,必要な情報提供やスタッフ教育で,どこでも可能な医療として全国に普及させることが必要である.
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