在宅透析2014-HHDとPD
PD 腹膜透析による在宅医療の推進 患者・家族教育の課題と対策 基幹病院の役割
榊 みのり
1
,
高野 咲
,
溝上 君江
,
高橋 理恵
,
北島 こう
,
江部 美和
,
阿部 安子
1筑波大学附属病院 看護部
キーワード:
意思決定
,
患者教育
,
自己管理
,
腎不全-慢性
,
腹膜透析
,
家族教育
,
在宅医療
Keyword:
Decision Making
,
Kidney Failure, Chronic
,
Peritoneal Dialysis
,
Patient Education as Topic
,
Self Care
pp.1837-1842
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015107189
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在宅治療である腹膜透析(PD)では,患者や家族が主体となって身体状態・ライフスタイルに合ったPD・療養管理を良好に継続してQOLを高めることが望ましい.PDのセルフマネジメントの教育では,導入前・導入期・維持期において,患者教育に関わる部署がおのおのの役割を意識して多職種協働により指導を行い,顔の見える連携によってシームレスに引き継ぎできることが重要な課題である.今後は,対象者の高齢化・合併症などにより在宅治療に多くの困難な状況が生じると予測されるため,透析導入基幹病院と地域医療の連携をはかり,患者や家族を継続的にサポートする体制をつくることも求められると考える.
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