透析患者におけるフィジカルアセスメント-看護師の観察力
PD患者のフィジカルアセスメント
不動寺 美紀
1
1福岡赤十字病院
キーワード:
抗感染剤
,
腎不全-慢性
,
腹膜炎
,
腹膜透析
,
理学的検査
,
早期診断
,
腎臓病看護
Keyword:
Anti-Infective Agents
,
Kidney Failure, Chronic
,
Peritoneal Dialysis
,
Peritonitis
,
Physical Examination
,
Early Diagnosis
,
Nephrology Nursing
pp.293-298
発行日 2015年3月10日
Published Date 2015/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015158001
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腹膜透析(PD)患者の異常の早期発見・早期対処を行うため,看護師にはPDの特性や合併症を理解し,PD使用器材トラブル対応も含めた多角的な観察力,判断力が必要とされる.患者へのフィジカルアセスメントを行う際に,症状が腹膜透析特有の合併症なのか,その他の原因がないのか,緊急性の有無も含めてアセスメントし,どのように対応すればよいのかを具体的にアドバイスしている.患者が安心して安全な在宅治療が継続できるよう,患者の心理面を捉えながら不安の軽減に努めていくことも看護師の役割である.
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