在宅透析2014-HHDとPD
なぜ在宅医療が必要なのか
前田 憲志
1
1大幸砂田橋クリニック
キーワード:
医療経済学
,
在宅血液透析
,
ターミナルケア
,
チーム医療
,
地域社会ネットワーク
,
高齢化社会
Keyword:
Economics, Medical
,
Hemodialysis, Home
,
Patient Care Team
,
Terminal Care
,
Community Networks
pp.1785-1791
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015107181
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わが国では高齢化の進展,要介護者の増加対策として,在宅医療・訪問介護・生活の場の確保を一体的に捉えた「地域包括ケア」システムが強力に推進されている.「在宅透析療法」の普及についても,「地域包括ケア」の推進に合わせて,課題の解決や普及推進をはかっていく必要がある.とくに,「在宅血液透析」は受益者の負担が大きく,協力者の確保など普及を妨げる要因が多いので,生活の場で慢性治療を継続して行う「地域包括ケア」制度に合わせて,改善・普及の推進をはかることが望まれる.
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