体重管理が困難な透析患者への支援
体重管理困難事例への看護の挑戦! 個別性に応じた看護ケア 体重増加を患者と家族で認識し、協力体制をとって少しずつ結果がみえてきた事例
金 睦子
1
,
大谷 浩
1秋田厚生医療センター 腎臓病センター
キーワード:
家族
,
看護職-患者関係
,
血液透析
,
個性(人格)
,
食事療法
,
医療従事者-家族関係
,
体重増加
,
低血圧
,
糖尿病性腎症
,
不安
,
看護ケア
,
患者理解
,
ドライウェイト
Keyword:
Anxiety
,
Diet Therapy
,
Diabetic Nephropathies
,
Family
,
Hypotension
,
Renal Dialysis
,
Individuality
,
Nurse-Patient Relations
,
Nursing Care
,
Professional-Family Relations
,
Weight Gain
pp.1581-1586
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015026891
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
事例は糖尿病性腎症からの合併症(両眼失明・筋力低下)を患い,さらに透析導入となり理解不足のままに体重管理ができていない状況となった.患者とその家族に対して,日頃からの言葉かけにより話しやすい環境をつくることは,互いの信頼関係を増し,透析に対する知識の共有をはかることで両者が安心感を得ることにもつながる.また患者・家族は思いを表出することで,互いの役割調整を再確認することになり,教育介入することで体重への効果を得られた.
Copyright © 2014, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.