体重管理が困難な透析患者への支援
体重管理困難事例への看護の挑戦! 個別性に応じた看護ケア 自尊感情に配慮した体重管理困難事例への実践 Professional Learning Climate(PLC)を基礎とした看護介入
大賀 由花
1
,
竹内 京子
,
川口 憲二
1赤磐医師会病院
キーワード:
患者教育
,
気候
,
血液透析
,
個性(人格)
,
自己概念
,
自己管理
,
医療従事者-患者関係
,
体重増加
,
看護ケア
,
看護介入
,
レジリエンス(心理学)
,
ドライウェイト
Keyword:
Climate
,
Renal Dialysis
,
Individuality
,
Patient Education as Topic
,
Nursing Care
,
Professional-Patient Relations
,
Self Care
,
Self Concept
,
Weight Gain
,
Resilience, Psychological
pp.1575-1580
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015026890
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日本透析医学会は,最大透析間隔日の体重増加を6%未満にすることを推奨している.しかしそれを超える患者も多く,患者指導の際に,医療者はこのような患者に陰性感情を抱き,患者の自尊感情が低下する場面に遭遇することがある.今回,体重管理困難事例に対して,Professional Learning Climate(PLC)を基礎とし,患者の自尊感情を高める看護介入を行った.農業という労働に価値をおく地方の患者と,医療者の陰性感情における環境調整の重要性について示唆を得た.体重増加へのアプローチは,健康認識と生活における価値を見極めた関わりが必要である.
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