社会資源を活用した透析患者への支援のあり方
介護保険制度のサービスとその活用
林田 洋子
1
,
増山 和隆
,
新里 健暁
,
小川 和彦
,
松下 哲朗
,
新里 健
1健昌会新里クリニック
キーワード:
血液透析
,
腎不全-慢性
,
退院
,
介護保険
,
要介護状態区分
,
要介護認定
,
自己負担
,
介護サービス
Keyword:
Financing, Personal
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Patient Discharge
pp.1363-1370
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2017031320
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介護保険制度は,高齢者の実態と社会情勢の変化に応じ,3年ごとの改正が行われてきた.2015年4月の改正では,「地域において効率的かつ質の高い医療提供体制を構築するとともに,地域包括ケアシステムを構築することを通じ,地域における医療及び介護の総合的な確保を促進する」という趣旨のもと,医療・介護・予防・住まい・生活支援の包括的なサービス提供を実現していく方針が示された.透析医療従事者には,介護保険などの制度への理解を深め,他職種と連携して社会資源の有効活用を行い,透析患者を支援していくことが期待されている.
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