特集 350人に1人 一般内科医が診る人工透析患者
透析/移植患者への対応 血液透析患者が一般内科外来を受診したときの注意点
小林 一雄
1
,
田村 功一
1内科クリニックこばやし
キーワード:
ヘルペスウイルス科感染症
,
質問紙法
,
外来患者
,
気道感染
,
血液透析
,
検尿
,
腎不全-慢性
,
投薬計画
,
発熱
,
理学的検査
,
診療ガイドライン
,
意識調査
,
疼痛-神経障害性
,
ブラッドアクセス
,
家庭医
,
薬物使用禁忌
,
おくすり手帳
Keyword:
Drug Administration Schedule
,
Herpesviridae Infections
,
Neuralgia
,
Fever
,
Renal Dialysis
,
Kidney Failure, Chronic
,
Respiratory Tract Infections
,
Urinalysis
,
Practice Guidelines as Topic
,
Contraindications, Drug
,
Physicians, Family
,
Physical Examination
,
Outpatients
pp.1451-1457
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021186874
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<Headline>1 血液透析患者を診察することに慣れていないかかりつけ医は少なくない。内シャントなど血液透析患者に特有の身体所見について見識を深める必要がある。2 全国各地で慢性腎臓病(CKD)連携キャンペーンが行われているが、実地医家でのアンケート調査では、いまだにCKDへの理解が十分とは言えなかった。すべての医師が薬物処方を行う機会があることから、CKDへの理解をさらに深めるために、「お薬手帳」を用いた取り組みも各地で行われている。3 血液透析患者を含めた腎機能低下患者における薬物投与量について、特に救急診療でかかりつけ医が診察する場合に注意すべき薬剤を一部紹介する。
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