高齢透析患者に対する個別化した医療と介護
療養環境の面から 施設介護の現状、その問題点と今後の展望
横山 志郎
1
1清光会
キーワード:
血液透析
,
在宅介護支援サービス
,
腎不全-慢性
,
紹介と相談
,
多機関医療協力システム
,
診療所
,
診療報酬
,
介護サービス
,
介護老人保健施設
,
受診率
Keyword:
Home Care Services
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Multi-Institutional Systems
,
Referral and Consultation
pp.1289-1294
発行日 2014年9月10日
Published Date 2014/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015004442
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われわれは介護老人保健施設(老健)と透析クリニックが合築された建物を利用して老健の入所者に透析を行ってきた.われわれはこれを介護透析と命名している.5年間にわたるデータから患者の紹介組織の分類を行い,それらの地域性や紹介理由を整理し傾向をまとめた.次に,老健入所中の受診率とその理由など現状について述べた.さらに,老健への入所が困難である原因や,介護透析の今後の展望について論じた.
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