発行日 2013年6月10日
Published Date 2013/6/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2013301699
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血液透析患者15名(男8名、女7名、平均年齢78歳)を対象に、レッグプレス、ヒップアブダクション、ローイング、レッグエクステンションを使用したトレーニングを、包括的高齢者トレーニングを一部改変した運動負荷で1回30分、非透析日の週4回、3ヵ月間実施した。脱落者は3名であったが運動介入が要因ではなかった。介入前と比較して、1、2、3ヵ月後の機能的自立度の得点向上、3ヵ月後の膝伸展トルクの増加、1、2、3ヵ月後のTimed up and go test時間の減少、1、2、3ヵ月後の5m最大歩行速度の増加を有意に認め、血液検査では1ヵ月後のアルブミン値が有意に増加した。マシントレーニングは透析患者に対して効果的で継続性に優れた運動種目であると考えられた。
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