新しいCKD-MBDの考え方-ガイドライン改訂後の対応
ガイドラインでは語れないオピニオン VDRAのPTH抑制作用以外の効果
庄司 哲雄
1
1大阪市立大学 大学院医学研究科老年血管病態学
キーワード:
Calcitriol
,
血液透析
,
骨疾患-代謝性
,
コホート研究
,
死亡率
,
副甲状腺ホルモン
,
治療成績
,
慢性腎臓病
,
血管石灰化
Keyword:
Bone Diseases, Metabolic
,
Calcitriol
,
Renal Dialysis
,
Parathyroid Hormone
,
Mortality
,
Cohort Studies
,
Treatment Outcome
,
Renal Insufficiency, Chronic
,
Vascular Calcification
pp.89-94
発行日 2013年1月10日
Published Date 2013/1/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2013150685
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
透析患者における活性型ビタミンD(ビタミンD受容体刺激薬;VDRA)使用と低い死亡率の関連が多数の観察研究で示されたが,実診療上の付加価値については議論がある.少数のランダム化比較試験からはVDRAの多面的作用が有望視され,心血管リスクを低下させる可能性も示されている.透析患者においても,VDRAのみならず天然型ビタミンDの有用性も検討されつつある.
Copyright © 2013, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.