特集 原因不明消化管出血(OGIB)
Ⅹ.OGIB 診療における保険診療上の注意点と今後の課題
田中 周
1
,
星本 相理
1
,
橋野 史彦
1
,
梅田 隆満
1
,
大森 順
1
,
三井 啓吾
1
,
辰口 篤志
1
,
藤森 俊二
1
,
岩切 勝彦
1
1日本医科大学消化器内科
キーワード:
原因不明消化管出血
,
バルーン内視鏡
,
保険点数
,
保険収載
,
内視鏡的止血術
Keyword:
原因不明消化管出血
,
バルーン内視鏡
,
保険点数
,
保険収載
,
内視鏡的止血術
pp.375-378
発行日 2019年7月20日
Published Date 2019/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000376
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「原因不明消化管出血(OGIB)」の診療における診断や治療に小腸内視鏡検査は必須かつ有用であることに議論の余地はない.バルーン内視鏡検査の普及とともに小腸診療は飛躍的に進歩してきたが,まだ歴史が浅く,保険診療が実態にそぐわない部分も多々ある.必要に応じて,保険点数の改正や新たな項目の保険収載などで保険診療をより適正化することによって,さらなる技術の普及と小腸診療の発展が望まれる.
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