TOPICS ─文献紹介〈腫瘍関連*〉
大腸endocytoscopy を用いた,コンピュータ自動診断システム:国際web 試験〔Review from ─ Endoscopy 2016;48:1110-1118〕
森 悠一
1
,
工藤 進英
1
,
Philip Wai Yan Chiu
2
,
Rajvinder Singh
3
,
三澤 将史
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
2Department of Surgery, Faculty of Medicine, Chinese University of Hong Kong, Hong Kong
3Endoscopy Unit, Lyell McEwin Hospital and University of Adelaide, Adelaide, Australia
キーワード:
超拡大内視鏡 自動診断 大腸癌
Keyword:
超拡大内視鏡 自動診断 大腸癌
pp.368-370
発行日 2017年7月20日
Published Date 2017/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000085
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われわれは,人工知能を超拡大内視鏡〔endocytoscopy,EC;Olympus(380 倍の超拡大観察により細胞・核をin vivo で可視化)〕に応用した内視鏡自動診断システム(EndoBRAIN®, Cybernetsystem Corp., Tokyo)を研究開発してきた1),2).内視鏡自動診断は,医師の能力によらず,均てん化された診断を提供できるポテンシャルがあり,夢の未来医療として期待されているが3),国際的な裏付けがなされた研究はなかった.今回,ECの経験がある国外の2 施設の協力を得て,Endo-BRAIN の精度検証を行った.
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