特集 消化器がん薬物療法
第1部 各臓器がんにおける現在の標準治療と今後の展望 6章 大腸癌 Ⅱ 切除不能大腸癌に対する化学療法 1.現在の標準治療とそこに至るエビデンス
斎藤 優樹
1
,
平田 賢郎
1
1慶應義塾大学医学部内科学(消化器)
キーワード:
殺細胞性抗がん剤
,
分子標的治療薬
,
一次治療
Keyword:
殺細胞性抗がん剤
,
分子標的治療薬
,
一次治療
pp.1158-1165
発行日 2024年8月9日
Published Date 2024/8/9
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003170
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切除不能進行・再発大腸癌に対しては,延命や症状緩和を目的とした緩和的化学療法が考慮される.大腸癌は近年使用できる薬剤が増加しており,バイオマーカーに基づき適切なレジメンを選択することが重要となる.本稿では,切除不能進行・再発大腸癌に対する化学療法レジメンとそのエビデンスについて概説する.
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