特集 大腸内視鏡治療―CP/EMR/ESD/Underwater 関連手技の今
2.各論(11)米国におけるendoscopic full-thickness resection(EFTR)および内視鏡ロボット手術の現状と将来展望
相原 弘之
1
1ハーバード大学医学部,ブリガムアンドウィメンズホスピタル消化器内科
キーワード:
内視鏡的全層切除術
,
下部消化管腫瘍
,
ロボット内視鏡
Keyword:
内視鏡的全層切除術
,
下部消化管腫瘍
,
ロボット内視鏡
pp.698-705
発行日 2024年5月20日
Published Date 2024/5/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003055
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Endoscopic mucosal resection (EMR)およびendoscopic submucosal dissection (ESD)は日本で開発され,これまで世界中で広く用いられてきた.一方で,EMRやESDの適応外となる病変に対しては,従来の外科手術による消化管の区域切除を行わざるをえなかった.近年になり,endoscopic full-thickness resection (EFTR)専用のデバイスが開発され,その有用性・安全性が示されている.また近年のロボット技術の発展により,軟性内視鏡領域にもロボット技術の応用がみられ始めている.
Copyright © 2024, Nihon Medical Centers, Inc. All rights reserved.