連載 内視鏡の読み方
潰瘍性大腸炎を背景とした隆起性病変 ―腫瘍と非腫瘍病変の鑑別
城山 真美子
1
,
坂本 琢
1
,
秋山 慎太郎
1
,
前田 晃樹
2
,
松原 大祐
2
,
土屋 輝一郎
1
1筑波大学附属病院消化器内科
2筑波大学附属病院病理診断科
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
隆起性病変
,
炎症性ポリープ
,
潰瘍性大腸炎関連腫瘍
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
隆起性病変
,
炎症性ポリープ
,
潰瘍性大腸炎関連腫瘍
pp.466-471
発行日 2024年3月20日
Published Date 2024/3/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002997
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潰瘍性大腸炎(UC)は,慢性炎症を背景としたUC関連腫瘍(UCAN)を生じ,その診断と治療方針については大腸全摘を要する場合もあるため慎重な判断が要求される.一方で,UCでは炎症を背景として非腫瘍性病変も形成されることがあり,腫瘍との判別の難しいものも存在する.今回,UCに合併した大腸隆起性病変の症例を取り上げ,考察とともに述べる.
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