食道疾患の診療
Ⅱ 胃食道逆流症の診療 2 胃食道逆流症の成因と疫学
沢田 明也
1
,
藤原 靖弘
1
1大阪公立大学大学院医学研究科消化器内科学
キーワード:
胃食道逆流症
,
逆流性食道炎
,
非びらん性胃食道逆流症
,
病態生理,
,
疫学
Keyword:
胃食道逆流症
,
逆流性食道炎
,
非びらん性胃食道逆流症
,
病態生理,
,
疫学
pp.1017-1022
発行日 2022年8月10日
Published Date 2022/8/10
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002300
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胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease;GERD)は日常診療でよく遭遇する疾患の一つである.本邦での逆流性食道炎の有病率は約10%と推定されており,非びらん性胃食道逆流症も含めると約20%程度に達する.GERDの発症にはさまざまな要因が関与し,胃食道逆流のみならず食道知覚の異常も病態の一つであることが明らかとなってきている.
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