特集 気管支喘息とその周辺 Up to Date
Ⅱ.周辺疾患
胃食道逆流症
吉田 之範
1
1大阪はびきの医療センター小児科
キーワード:
胃食道逆流
,
胃食道逆流症
,
食道インピーダンスpHモニタリング
,
プロトンポンプ阻害薬
Keyword:
胃食道逆流
,
胃食道逆流症
,
食道インピーダンスpHモニタリング
,
プロトンポンプ阻害薬
pp.1453-1456
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001936
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SUMMARY
▷胃食道逆流症(GERD)は気管支喘息の増悪因子の1つと指摘されている.
▷近年では食道インピーダンスpH(MⅡ-pH)モニタリングが普及し,非酸性の胃食道逆流(GER)の測定も可能であり,咳嗽とGERの関連性を評価する場合の有用性が期待されている.
▷通常の喘息治療を行っても喘息コントロールが困難な場合には,プロトンポンプ阻害薬を使用する前に24時間MⅡ-pHモニタリングを行い,逆流の程度を確認することは有用であると思われる.

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