特集 Common disease となった潰瘍性大腸炎の現状と診療のコツ
私の視点(3)潰瘍性大腸炎の治療応用編
加藤 順
1,2
1千葉大学消化器内科
2千葉大学医学部附属病院内視鏡センター
pp.799-801
発行日 2022年6月20日
Published Date 2022/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002248
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志賀先生の所属する東北大学消化器内科は,チオプリン製剤のメッカ(?)であり,NUDT15遺伝子多型が保険適用で日常臨床で使えるようになったのは,同科の角田洋一先生の力であることは,IBDの専門家は皆知っていることである.したがって,志賀論文(p.779)では一般臨床医がチオプリン製剤を使用するに当たっての知識が必要十分に記載されている.しかし,やはりチオプリンは副作用が比較的多い,どちらかといえば使いにくい薬である.ここでは,小生の経験から,若干のTipsを付け加えたい.
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