特集 ガイドラインに基づいた内視鏡診療
7 .「胃癌に対するESD/EMR ガイドライン」の実臨床での活用
島田 清太郎
1
,
小野 裕之
1
1静岡県立静岡がんセンター 内視鏡科
キーワード:
早期胃癌
,
内視鏡的粘膜下層剝離術
,
ガイドライン
Keyword:
早期胃癌
,
内視鏡的粘膜下層剝離術
,
ガイドライン
pp.53-61
発行日 2019年12月20日
Published Date 2019/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001019
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早期胃癌に対するESD/EMR を施術する際の指標となるガイドラインは二つあり,「胃癌に対するESD/EMR ガイドライン」第1 版(2014 年)と「胃癌治療ガイドライン」第5 版(2018 年)である.「胃癌に対するESD/EMRガイドライン」は2019 年度中に第2 版が出版される予定であり,適応拡大病変「≦2 cm,UL0,cT1a,未分化型」に関しても同様に多施設共同前向き研究(JCOG1009/1010)により適応の変更が予定されている.「胃癌に対するESD/EMR ガイドライン」第1 版の考察も踏まえて当院での利用状況について述べる.
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