特集 ガイドラインに基づいた内視鏡診療
6 .「早期胃癌の内視鏡診断ガイドライン」に基づいた診療の実際
吉永 繁高
1
,
阿部 清一郎
1
,
野中 哲
1
,
鈴木 晴久
1
,
小田 一郎
1
,
斎藤 豊
1
1国立がん研究センター中央病院 内視鏡科
キーワード:
早期胃癌
,
リスク層別化
,
拾い上げ
,
内視鏡診断
,
サーベイランス
,
ガイドライン
Keyword:
早期胃癌
,
リスク層別化
,
拾い上げ
,
内視鏡診断
,
サーベイランス
,
ガイドライン
pp.45-51
発行日 2019年12月20日
Published Date 2019/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001018
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2016 年4 月より胃癌の対策型検診にも内視鏡検査が追加され,内視鏡による早期胃癌診断を安全,正確に行うためには基本的な指針が必要であり,今回早期胃癌の内視鏡診断に特化した本ガイドラインが作成された.実際の診療の時系列に沿って内視鏡検査施行前の胃癌のリスク層別化,早期胃癌発見,早期胃癌の質的診断,胃癌の治療方針を決定する診断,内視鏡検査後のリスク層別化,早期胃癌のサーベイランスに関する指針が記載されており,当院での診療の実際を踏まえて述べる.
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