特集 CT colonography 2019―今日までの進歩と現状,そして大腸がん検診への展開
6 .CT colonography の診断限界(1)実地臨床の立場から
松岡 正樹
1
,
清水 徳人
1
,
伊奈 純平
1
1医療法人まつおかクリニック
キーワード:
CTC
,
診断限界
,
腸管外病変
Keyword:
CTC
,
診断限界
,
腸管外病変
pp.305-310
発行日 2019年2月20日
Published Date 2019/2/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000682
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CT colonography(CTC)の病変検出には限界があり,それに伴って診断の限界が存在する.CTC の診断限界の原因と関与する事項は,①前処置に関する因子,②被検者に関する因子,③病変に関する因子,が挙げられる.また低線量かつ非造影検査であることより,腸管外病変の評価に限界がある.それらのことを理解したうえで,CTC を行うことが重要である.
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