特集 ガイドラインに基づいた肝癌診療
3.肝癌治療の実際(2)穿刺局所療法
南 康範
1
,
工藤 正俊
1
1近畿大学医学部消化器内科
キーワード:
肝細胞癌
,
ラジオ波焼灼療法
,
エタノール注入療法
,
マイクロ波凝固療法
Keyword:
肝細胞癌
,
ラジオ波焼灼療法
,
エタノール注入療法
,
マイクロ波凝固療法
pp.619-625
発行日 2018年5月20日
Published Date 2018/5/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000348
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穿刺局所療法における2017 年版の肝癌診療ガイドライン改訂のポイントとして,① TACEとRFA の併用療法に関して「比較的大型の腫瘍に焼灼療法を適応する場合には,TACE との併用で予後改善が期待できる」と格上げの内容となったこと,② 新設clinical question( CQ)として「穿刺局所療法の治療効果予測因子は何か?」が追加されたことが挙げられる.その他の四つのCQ は前版からの引き継ぎであり,エビデンスは追加されたが推奨内容については前版を踏襲したものとなった.
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