特集 NASH2018
4 .NASH・NAFLD の画像による評価
小林 奈津子
1
,
飯島 尋子
1
,
吉田 昌弘
1
,
西村 貴士
1
,
西口 修平
2
,
廣田 誠一
3
,
近藤 礼一郎
4
,
矢野 博久
4
,
鹿毛 政義
4
1兵庫医科大学病院超音波センター
2兵庫医科大学病院超音波センター 肝・胆・膵内科
3兵庫医科大学病院超音波センター 病院病理部
4久留米大学医学部病理学講座
キーワード:
NASH
,
NAFLD
,
肝脂肪化
,
肝線維化
,
超音波
,
MR
,
エラストグラフィ
Keyword:
NASH
,
NAFLD
,
肝脂肪化
,
肝線維化
,
超音波
,
MR
,
エラストグラフィ
pp.31-36
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000196
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NASH の診断は肝生検による組織診断でのみ可能とされているが,侵襲性の高い肝生検をNAFLD 患者全例に施行することは困難であり,肝生検に代わる非侵襲的な画像診断の確立が望まれている.超音波検査は簡便で非侵襲的であり以前より脂肪肝の診断に広く用いられてきた.最近では超音波の脂肪減衰法を応用して脂肪化の定量評価が行えるようになった.また非侵襲的な肝線維化の診断法として超音波やMRI を用いたエラストグラフィが開発され,NASH 診断における有用性が注目されている.
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