特集 求められる腎不全患者の緩和ケアとその人らしさのケア―あるべき姿を再考する
1.クロニックイルネスにおける“人生の物語”の語りを支えること
黒江 ゆり子
1,2
,
武田 美和
3
1岐阜県立看護大学名誉教授
2関西看護医療大学副学長
3三井記念病院・がん看護専門看護師
キーワード:
クロニックイルネス
,
人生の物語
,
病みの軌跡
,
語り
,
緩和ケア看護
Keyword:
クロニックイルネス
,
人生の物語
,
病みの軌跡
,
語り
,
緩和ケア看護
pp.881-884
発行日 2026年9月10日
Published Date 2026/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003913
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
クロニックイルネス(chronic illness)を生きる人にとって,これまでどのように生き,生活してきたかは,その人の生き方そのものであり,これからを生きる基盤となる.人は病いの経過のなかで,さまざまな変化に折り合いをつけながら,自らの体験や感情を語り,人生や生活の意味を見出そうとする.病みの軌跡とライフストーリーは深く関係しており,語ることは体験を振り返り,自らの意味を見出し,自己を統合していく営みでもある.看護職には身体的ケアとともに本人の語りに耳を傾け,「二人して語る」関係を築き,自分らしく生き続けることを支える役割が求められる.

Copyright © 2026, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.

