特集 CKD-MBDガイドライン2025を実装する
9.小児のCKD-MBD管理—CKD-MBD診療ガイドライン2025の実装に向けて
今泉 貴広
1,2
1名古屋大学大学院医学系研究科臨床研究教育学
2名古屋大学大学院医学系研究科腎臓内科学
キーワード:
小児CKD
,
CKD-MBD
,
二次性副甲状腺機能亢進症
,
成長障害(低身長)
,
成長ホルモン治療
Keyword:
小児CKD
,
CKD-MBD
,
二次性副甲状腺機能亢進症
,
成長障害(低身長)
,
成長ホルモン治療
pp.723-729
発行日 2026年7月10日
Published Date 2026/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003870
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小児のCKD-MBD管理の最大の特徴は,成人にはみられない成長障害(低身長)への対応である.CKD G3頃から顕在化するため,身長と成長率の定期評価が欠かせない.管理は年齢相当のCa・P値の適正化を基本とし,二次性副甲状腺機能亢進症には透析期にintact PTH 100〜300 pg/mLを目安とする.本邦の透析レジストリ622例の解析では,intact PTH高値が身長増加速度の低下と関連する一方,低値と成長障害の関連は認めなかった.成長障害を伴う症例にはrhGH治療が推奨されるが,本邦での使用率は低く,PTH管理とあわせた積極的導入が望まれる.

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