特集 CKD-MBDガイドライン2025を実装する
4.透析患者に対するテイラーメイドなリン低下薬の選択
山田 俊輔
1
,
荒瀬 北斗
2
,
矢田 知隆
3
1九州大学病院腎疾患治療部
2独立行政法人福岡東医療センター腎臓内科
3九州大学大学院病態機能内科学
キーワード:
CKD-MBDガイドライン2025改訂版
,
高リン血症
,
リン低下薬
,
個別化治療
,
透析患者
Keyword:
CKD-MBDガイドライン2025改訂版
,
高リン血症
,
リン低下薬
,
個別化治療
,
透析患者
pp.685-692
発行日 2026年7月10日
Published Date 2026/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003865
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2025年版CKD-MBD診療ガイドラインでは,透析患者の血清リン濃度を3.5 mg/dL以上5.5 mg/dL未満に管理することが提案されるとともに,患者背景に応じたリン低下薬の使い分けが重視された.本総説では,Ca含有薬,セベラマー,ビキサロマー,炭酸ランタン,鉄含有リン低下薬,テナパノルの特徴を,血清Ca値,消化器症状,鉄動態,服薬錠数,併用薬,コストなどの観点から整理する.ネットワークメタ解析や国内臨床研究を基盤として作成されたリン低下薬分類表は,薬効の優劣ではなく各薬剤の利点と注意点を可視化するものであり,患者ごとの優先課題を踏まえたテイラーメイド治療に活用することが重要である.

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