特集 “透析看護”研究,論文発表に繫げよう!
2.ステップ2:研究会・学会で看護実践を発表する―発表に取り組むための準備とその実際(5)看護実践発表の実際②発表での工夫
田中 順也
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1堺市立病院機構堺市立総合医療センター看護局
キーワード:
フォント
,
声量と抑揚
,
質疑応答
Keyword:
フォント
,
声量と抑揚
,
質疑応答
pp.292-298
発行日 2024年3月10日
Published Date 2024/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002920
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学会発表の方法は大きく分けると口演と示説があり,発表内容によって決める.口演・示説ともにさまざまな工夫をすることで,発表者が伝えたいことが聴衆に伝わりやすい.ただし,学会によっては発表の作法が決まっている場合があり,学会の要綱は必ず確認する.発表前には自施設で予演会を開催して,発表原稿や質疑応答の対応策を準備する.発表時は,口演・示説ともに大きくはっきりした声で話し,とくに強調したい部分は,抑揚をつけて話したり,スライドでは配色などで工夫する.聴衆の質問に対しては,丁寧に答え,回答が難しい場合でも誠実に対応することが重要である.
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