特集 発表能力を育む教育の実践
看護研究発表会における発表のしかたを指導して
開米 八重子
1
,
道順 るみ子
1
,
横堀 良男
1
,
恩田 和世
1
,
田口 聡美
1
1北海道美唄聖華高等学校専攻科
pp.280-285
発行日 1991年5月25日
Published Date 1991/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900207
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
看護研究は,カリキュラム上も位置づけが明確になり,多くの看護教育機関で指導されているところである.本校では,1986年より看護研究を科目「演習」で取り上げ,「看護の学問領域における理論的な位置づけの確立」1)を担う看護研究の基礎を定着させるべく取り組んできた.
看護研究発表会は,実施した研究の総仕上げとして重要な機会である.この経験が,直ちに将来の臨床研究,学会発表などに影響することから,本校では,基礎的・基本的な看護研究および研究発表会のあり方についての学習をくり返し実施し,身につけることに力を注いでいる.その実践内容について報告する.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.