特集 “透析看護”研究,論文発表に繫げよう!
2.ステップ2:研究会・学会で看護実践を発表する―発表に取り組むための準備とその実際(3)看護実践報告・研究の抄録の書き方
西山 陽子
1
1日本赤十字九州国際看護大学慢性看護学
キーワード:
学会発表
,
抄録
,
看護研究
,
実践報告
Keyword:
学会発表
,
抄録
,
看護研究
,
実践報告
pp.280-286
発行日 2024年3月10日
Published Date 2024/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002918
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学会や研究会で看護実践報告や研究発表を行うために作成する抄録は,発表の採否を判断される重要な書類であり,参加者が聴講するかどうかを選択する材料となるものである.研究発表は,同じ分野に関心をもつ人とディスカッションができる大切な機会であり,有意義な発表にするためには,より多くの人から関心をもたれる抄録を書きたいところである.関心をもたれるという点で大切なことはどのような演題名をつけるかであり,研究のトピックや発表の特徴を表現することが重要となる.次に大切なことは,論理的整合性を確保した文章にすることである.論理的整合性を保つことは,発表内容のわかりやすさや信頼性を高めるために重要である.
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