連載 国際学会へ行こう!・4【最終回】
国際学会での発表の実際
江川 京子
1
,
土師 しのぶ
1
1東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科国際看護開発学
pp.628-633
発行日 2013年7月25日
Published Date 2013/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102451
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口頭発表形式での体験
これまで筆者(江川)は国際学会で2回の口頭発表を経験しました。その一つの国際家族看護学会(10th International Family Nursing Conference, 京都, 2011)では,演者が交代で座長を行いながら,1つのセッションで3~4題の発表を行う形式でした。
筆者の前に発表する予定の演者が欠席だったため,セッションが2演題のみとなり,筆者ともう一人の演者とでお互いにファシリテーターを行うことになりました。筆者がファシリテーターとなる際に,もう一人の演者のお名前を正しい発音で紹介できるように事前に確認しておきたいと考えましたので,セッションの開始時刻前にその演者の方とお互いに自己紹介をしたうえで,自分の研究の内容を簡単に説明しておきました。そのおかげで,お互いに演者の紹介をスムーズに行うことができ,また筆者の発表前の演題紹介やフロアからの質疑応答にも丁寧に対応していただいたと感じました。
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