特集 “透析看護”研究,論文発表に繫げよう!
2.ステップ2:研究会・学会で看護実践を発表する―発表に取り組むための準備とその実際(1)看護実践報告・研究の計画書をつくる
三村 洋美
1,2
,
田村 由衣
2
,
川村 晴美
2
,
中澤 沙織
2
1昭和大学認定看護師教育センター
2昭和大学保健医療学部看護学科
キーワード:
実践報告
,
事例研究
,
看護実践
,
形式知
Keyword:
実践報告
,
事例研究
,
看護実践
,
形式知
pp.265-272
発行日 2024年3月10日
Published Date 2024/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002916
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質の高い看護実践を行うためには,実践のなかに存在する暗黙知を形式知として表し,実践に還元しては評価を繰り返す必要がある.ケアを実践報告や事例研究という形で表し,それを活用して実施をすることでケアの質は向上する.実践報告や事例研究を行うためには計画書を作成し思考を整理していく必要がある.作成のプロセスを踏みながら計画書の項目を記述していく.手間を要するように思えるが,計画書を作ることで一貫した計画によって思考もしやすく,実践報告や事例研究の近道ともいえる.文献を検索し,文献を活用して看護実践を意味づけ,腎不全看護の専門性を高めていくためにも計画書の作成にチャレンジしていかなくてはならない.
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