症例による透析患者の画像診断
Mycobacterium goodiiによる出口部感染から腹膜炎に至った腹膜透析患者の1例
岩﨑 慧
1
,
河野 圭志
1
,
岡本 英久
1
,
渡邉 健太郎
1
,
坂本 和雄
1
,
藤井 秀毅
1
,
西 慎一
1
1神戸大学大学院医学研究科腎臓内科/腎・血液浄化センター
キーワード:
出口部感染
,
腹膜炎
,
腹膜透析
,
非結核性抗酸菌
Keyword:
出口部感染
,
腹膜炎
,
腹膜透析
,
非結核性抗酸菌
pp.317-322
発行日 2022年3月10日
Published Date 2022/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002079
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腹膜透析(PD)患者において腹膜炎は重篤な合併症である.そのなかでも,非結核性抗酸菌(NTM)による腹膜炎の頻度はまれではあるが,近年増加傾向にある.今回,迅速発育抗酸菌(RGM)の一つであるMycobacterium goodii(M. goodii)による出口部感染から,腹膜炎に至った1例を経験したため,報告する.
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