特集 腎不全に携わる看護職のキャリアを考える
7.多職種協働によるキャリア支援(1)腎代替療法専門指導士創設による看護職への期待
中元 秀友
1,2
,
神山 雄基
2
,
時田 一
2
,
青柳 龍太郎
2
,
小林 威仁
2
1日本腎代替療法医療専門職推進協会
2埼玉医科大学総合診療内科
キーワード:
腎代替療法
,
日本腎代替療法医療専門職推進協会
,
腎代替療法専門指導士
,
診療報酬
Keyword:
腎代替療法
,
日本腎代替療法医療専門職推進協会
,
腎代替療法専門指導士
,
診療報酬
pp.1411-1419
発行日 2022年10月10日
Published Date 2022/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002329
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認定看護師,移植コーディネーターなど専門職の資格を活かしていくために,末期腎不全患者や透析患者に特化した医療専門職が互いに協力し,高め合うための仕組みが必要である.そのための組織設立が協議され,2021年1月に「日本腎代替療法医療専門職推進協会」の成立が決定した.協会は看護師,臨床工学技士,薬剤師,管理栄養士,さらに医師などの医療専門職同士で支援と指導を受けつつ,腎代替療法に関する医療に携わる専門職として「腎代替療法専門指導士」を認定し,育成・教育する.看護職の活躍の場を広げていくためにも多くの看護職が腎代替療法専門指導士を取得することが期待される.日本腎代替療法医療専門職推進協会も看護職の活躍の場を広げていくよう,今後もいっそう積極的な活動を行っていく.
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